技術研究所 佐藤 大輔 新製品開発や既存製品改良、副資材の研究などを通して石膏ボードに新たな可能性を吹き込む

私の仕事 新製品の開発、ボード製造技術の開発に携わる

 主な業務は2つあります。1つは、新製品の開発。市場のニーズに基づいてテーマを設定し、新たな性能を持つ石膏ボードの開発や既存ボードの改良を行っています。自らボードを作成して試験を行い、必要であれば副資材の選定も行います。目標とする性能を確認できたら工場でライン試験を行います。たとえば、天井用の化粧石膏ボード「タイガージプトーン」の軽量品である「タイガージプトーンライト」の開発では、比重を変えたいくつものボードをつくり、その影響を確認し、何度もライン試験を行いました。
 もう1つの業務が、石膏ボードをつくるための技術開発、副資材の研究です。ボードの性能向上には、副資材の存在が欠かせなくなっており、化学品メーカーなどと協力して、新たな副資材の研究開発を行っています。また、工場では生産効率・品質の向上やコストダウンが常に求められており、工場で行った試験のサンプル評価や工場での生産ラインを使った試験を通して製造フローや製造工程の改善を図るのも重要な業務となります。

仕事の醍醐味 複数テーマを同時並行で進める難しさ

 大学での研究と違い、同時に複数のテーマを扱うことが多く、研究内容に応じて柔軟に頭を切り替えながら進めていくのが難しいところです。仕事の重要性、必要とされる時間などを考慮して優先順位を決め、1日、もしくは1週間の予定を考え、より効率的なスケジュールを組むことが必要となります。私は1つのことに集中するあまり、他の仕事に支障をきたすことも少なくなく、すべての進捗が遅れてしまうことがいまだにあります。これを改善していくのが、現在の課題だととらえています。
 しかし、自ら研究開発に携わった製品の製造されている様やカタログを目にしたときは、会社に貢献できたのだと満足感を得ることができます。これを励みに業務遂行能力だけでなく、研究職としてのスキルも向上させていきたいと考えています。

仕事の学び方 人を大切にするからこそ、仕事を任せるし指導もする

 当社には、「人を大切にする」社風が根付いています。そのためだと思うのですが、右も左も分からない新人に、ときに厳しく、ときに優しく指導してくれる先輩が大勢います。そして、若いうちから大きな仕事を任せることで、スキルや責任感といった“仕事人”として必要な力を育んでいこうという姿勢が感じられます。
 だから、「分からないから」、「まだ若いから」と遠慮するのではなく、積極的にチャレンジしてください。そして、先輩たちから多くのことを学び取ってください。最初は、「これぞ」と思った先輩の真似でもかまいません。それをベースとして、仕事を覚えていく中で少しずつ自分流にアレンジしていけばいいからです。そして、同じ“仕事人”として共に働ける日を楽しみにしています。

My Private

唯一の趣味は自転車です。休日になると遠方まで自転車で出掛けます。自宅から新宿や池袋まで30〜40分ほどこぐことなど珍しくなく、1時間ほどこぎ続けるのは、まったく苦になりません。といっても、愛用の自転車は、特注車などではなく、ごく普通のものですが。

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