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千葉第二工場
1994年入社 工学部物質工学科卒
千葉第一工場、技術研究所を経て2003年9月より現職。社内屈指のSLプラスターの専門家。余暇にはホラー小説を読んだりアメフトや大リーグ、サッカー鑑賞を楽んだり、ドライブに出かけるなど自由な独身生活を謳歌する。 |
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| 左官材料のひとつにセルフレベリング材というものがあります。コンクリートの床の上に流して、床を水平にするために使うものです。これまでセルフレベリング材はセメントの独壇場でしたが、ここ数年で石膏の品質が認められてきており、吉野石膏でも2001年から2002年の間にシェアを大幅に伸ばし、石膏のセルフレベリング材でも業界トップとなっています。私の仕事は、千葉第二工場における当社のセルフレベリング材「SLプラスター」のプラントを監督し、製品の品質を管理すること。2003年9月、プラントの完成に伴い着任しました。 |
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SLプラスターで床を水平にする |
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SLプラスターは新しい製品ではなく、これまではグループ会社の工場で生産していました。ですから実は、自社工場での生産は今回が初めてです。千葉第二工場のプラントは協力工場の2倍ほどの規模で、新しい様々な技術が加えられています。
現状は計画どおりの生産効率が上がっていないため、「いかに安定して効率的に操業させるか」が最大の課題。プラントを一時停止して一挙に問題を解決できればいいのですが、前述したように需要が伸びていますから、営業サイドからの生産依頼も増加しておりラインを止めるわけにはいきません。操業を続けながら改善せざるをえないもどかしさを感じつつ、合間を見ながら少しずつ改善を続ける日々です。またプラント立ち上げの時期であるが故に突発的な事態も頻発。深夜に呼び出されることもしばしばで、私にとっては入社以来最も精神的・肉体的にキツイ時期を経験しています。
とはいえ、SLプラスターは石膏の新たな市場を切り開く戦略商品。社内的にも注目度は高く、会長・社長もじきじきにプラントを訪問しているほどです。どんなにキツくても、ここを乗り切る使命が私には課せられています。 |
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| 設備や品質には不要なものはなく、先人たちがトライ&エラーを繰り返して現在の形になっています。その変遷には必ず理由があります。「なぜ、こうなったのか」という、この「なぜ」を考えることが大切です。その上で、価格と品質を維持するために市場情報や原価意識を念頭に置きながら仕事をする――こんな姿勢が仕事を学ぶ上で重要だと思います。 |
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スキルは後から身につけられますから、まずは学ぶ姿勢が大事。とりわけ現場の声に耳を傾けることはきわめて重要です。現場では、実験から得られるデータどおりに事が進まないことがしばしば。それには必ず理由があり、原因を突き止めて「この場合には、こう対処すべき」といった解決策を蓄積する、すなわち「引き出しを増やす」努力が欠かせません。 |
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| 出来上がった石膏ボードは隣のレーンに移される |
乾燥させるためのドライヤーへと運ばれる |
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| 石膏ボードに比べ、一度乾いてしまうとやり直しが難しくなるのがセルフレベリング材です。残念ながらそのスペシャリストが社内に十分いる状況ではありません。今、吉野石膏広しといえどもこの分野に携わる技術者は10名程度です。もっと増えることを期待しています。 |
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| 汗をかくことをいとわない人は、吉野石膏のみならず、どこへ行っても必ず報われると思います。自ら進んで汗をかいてください。 |
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