■会社概要 |
| ごあいさつ ─確かな到達点と着実なる前進─ |
当社の歩み
1901年に始まり現在に至るまで、「石膏」にかかわる事業を通して<安全で快適な住空間を創る>という課題に取り組んでまいりました。
わが国で初めて“せっこうボード”を「タイガーボード」として世に送り出し、又、大気汚染を防止する排煙脱硫装置から産出される「副生せっこう」を「せっこう建材」として有効に利用する技術を開発し、更に新聞などの回収された古紙を「ボード用原紙」として再生するという循環型リサイクルシステムを確立致しました。
このように当社が業界に先駆けて実現した実績は、<地球環境や資源の保全>に貢献するものとして高い評価を頂いてまいりました。顧みますと、当社はせっこう建材メーカーとして成長してきたのであり、この基本路線はこれからも変わることはありません。
「タイガーボード」という主力製品の基礎をしっかりと固めつつ、周辺製品の内から新しい枝葉を伸ばしてゆくのが理想と考えております。たとえば、近年では「タイガーグラスロック」というニュータイプのボードと健康志向の「タイガーハイクリンボード」や珪藻土入り石膏プラスター「タイガーケンコート」を生み出しました。さらに、自然にやさしい石膏を素材にしたガーデニング用肥料「スーパーダーウィン」を開発することもできました。
たゆまぬ技術開発
2001年春には世界トップクラスの実験施設である「総合性能試験センター」を千葉県袖ヶ浦市の工場内に建設致しました。その成果として超高性能遮音壁「タイガードリーミィ・80」が生まれました。そして2001年秋には、お客様との技術的なコミュニケーションを促進する目的で「技術レポート」を創刊致しました。この小冊子は、年4回発刊しており、設計、施工の第一線でご活躍のお客様にご好評をいただいております。
さらに、2002年冬には、<最新技術情報の発信基地>として「吉野石膏虎ノ門ビル」を東京都西新橋の石膏会館跡地に建設致しました。展示室、音響体験室、研修施設などを設け、お客様と当社を結ぶ情報拠点として利用していきたいと考えております。
これらの施設や技術情報誌を有効に活用して、「新たな技術の確立」を図りつつ、次の100年を歩み出すために礎にしたいと思います。
そして、これからも「石膏」にかかわる無限の可能性を着実に追求し、新時代に相応しい価値ある製品づくりに邁進してまいります。
今後とも、皆々様のより一層のご指導・ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。
2004年9月
| 会社概要 |
| 商号 | 吉野石膏株式会社 (Yoshino Gypsum Co.,Ltd.) |
| 設立 | 昭和12年3月2日(創業 明治34年) |
| 本社 | 〒100-0005東京都千代田区丸の内3−3−1(新東京ビル) TEL 03(3216)0951(代) FAX 03(3214)5094 |
| 主な事業内容 | せっこう(石膏)を原料とする建築材料の製造・販売など
|
| 生産推移 |
| せっこうボードの国内生産推移(単位:億m2) | (石膏ボード工業会統計) |
| 平成12年 | 平成13年 | 平成14年 | 平成15年 | 平成16年 | 平成17年 | 平成18年 |
| 5.55 | 5.30 | 5.20 | 5.46 | 5.65 | 5.65 | 5.86 |
| 市場占有率 |
タイガーボードはその大半が壁・天井として使われ、住宅用が75%、ビル用が20%、工業用が5%となっています。年間使用量は国民1人あたり3.4m2程度となっています。| 理念 |
吉野石膏では、いちはやく「地球環境の保護」の問題と取り組み、副生せっこうの有効利用や古紙再生によるボード用原紙の生産、廃せっこうボードの再原料化など各種技術を確立しています。限りある資源を大切に、地球環境と調和する生産を目指しています。
豊かな生活価値を創出する商品
“安全(防火・耐火)”で“快適(遮音・断熱・清浄な空気)”を創出する商品を提供することを企業活動の目的としています。建材以外でも歯科用せっこう、土壌改良剤など、さまざまな商品を提供しています。
活力ある人材を誇りとする企業
吉野石膏は、お客さまに支えられて、創業百余年の歴史を持つせっこう建材業界のリーディングカンパニーに成長することができました。これからも“誠実さと挑戦心”を持ち、質の高い仕事を追求していきます。
| 沿革 |
| 1901年(明治34年) | 山形県吉野鉱山にて石膏原石の採掘を開始。 |
| 1921年(大正10年) | 石膏ボードの生産を開始。 |
| 1937年(昭和12年) | 吉野石膏株式会社設立。 |
| 1948年(昭和23年) | 日東石膏(株)、大阪耐火ボード(株)にボード製造技術を公開指導。 |
| 1955年(昭和30年) | 米国カイザージプサム社と技術提携。 |
| 1959年(昭和34年) | 東北吉野石膏(株)設立、秋田工場竣工。 |
| 1961年(昭和36年) | 菱化吉野石膏(株)高砂工場竣工。 高砂製紙(株)、傘下に入る。 |
| 1962年(昭和37年) | チッソ吉野石膏(株)水俣工場竣工。 宇部吉野石膏(株)宇部工場竣工。 |
| 1963年(昭和38年) | 住鉱吉野石膏(株)北海道工場竣工。 |
| 1967年(昭和42年) | 新潟吉野石膏(株)榎町工場竣工。 菱化吉野石膏(株)小名浜工場竣工。 |
| 1968年(昭和43年) | ラサ吉野石膏(株)宮古工場竣工。 西独リ・ギプス社に技術供与。 |
| 1971年(昭和46年) | 新潟吉野石膏(株)東港工場竣工。 |
| 1973年(昭和48年) | 小名浜吉野石膏(株)いわき工場竣工。 |
| 1974年(昭和49年) | 直島吉野石膏(株)直島工場竣工。 |
| 1977年(昭和52年) | 米国ナショナル・ジプサム社と技術提携。 |
| 1979年(昭和54年) | 豪州CSR社に技術供与。 |
| 1980年(昭和55年) | 創業80周年を迎える。 |
| 1981年(昭和56年) | 日産建材(株)と業務提携。 |
| 1982年(昭和57年) | 多木建材(株)と業務提携。 |
| 1984年(昭和59年) | (株)吉野石膏DDセンターを設立。 |
| 1987年(昭和62年) | 会社創立50周年、東洋一の千葉第二工場竣工。 |
| 1988年(昭和63年) | 会長に須藤恒雄、社長に須藤永一郎それぞれ就任。 |
| 1990年(平成2年) | 創業90周年を迎える。90年史刊行。 |
| 1992年(平成4年) | 東北電力(株)と合弁・能代吉野石膏(株)設立。 日東化学工業(株)と合弁・相馬石膏(株)設立。 |
| 1993年(平成5年) | ヨーロッパ最大の石膏関連企業BPB社と技術提携。 北九州市に最新鋭の北九州工場竣工。 |
| 1994年(平成6年) | 情報システム部(中央電算センター)によるコンピュータオンラインシステムを完了。 |
| 1995年(平成7年) | オーストラリアのRio Tintoグループダンピアソルト社との間に天然石膏の輸入契約締結。 |
| 1996年(平成8年) | 四国(今治市)に西日本地区マーケットをフォローする新鋭ボード工場建設着工。 |
| 1997年(平成9年) | 日東石膏ボード(株)のボードをタイガーブランドによるネットワークで発売開始。 |
| 1998年(平成10年) | 品質マネージメントの国際規格であるISO9001、9002を吉野グループとして順次取得。 |
| 2000年(平成12年) | 須藤永一郎社長、建材産業界への貢献を称えられ「藍綬褒章」受賞の栄に浴す。吉野石膏100年三世代にわたる褒章受賞の記念すべき祝賀となる。吉野グループへ<ボード用原紙>を供給する兄弟会社である高砂製紙(株)の最新鋭マシンが稼動開始。 環境マネージメントの国際規格であるISO14001を三河工場が取得。 |
| 2001年(平成13年) | 世界トップレベルの実験施設を誇る「総合性能試験センター」を千葉第二工場内に建設・竣工。 |
| 2002年(平成14年) | 最新技術情報の発信基地「吉野石膏虎ノ門ビル」竣工。 |
| 2003年(平成15年) | ISO9001(2000年版)への移行完了。 |
| 2005年(平成17年) | 須藤永一郎社長、長年の石膏ボード業界振興の功績により「旭日中綬章」を賜る。 |
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