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「せっこう」基礎知識

「耐力壁」とは? 〜安全な住空間のために〜

木造住宅に必要な耐力壁
木造の建物において骨組となる柱・土台・梁を組んだだけでは簡単に変形してしまいます。住宅がそのような骨組だけでできていたら地震や台風などで簡単に崩れてしまいます。そこで、(1)柱と柱の間に斜めの突っ張り棒となる「筋交い」を入れるか、(2)軸組全体にボード等(構造用面材という)を釘留めして、変形しないようにします。このように変形に抵抗するような壁のことを耐力壁といいます。

「せっこうボード」も耐力壁になる
せっこうボードは火に強いだけでなく、様々な特長がありますが、国土交通省の告示により、せっこうボード(12.5mm厚〜)を張った壁も耐力壁として認められています。さらに、吉野石膏オリジナルの「タイガーグラスロック(厚さ12.5mm)」は耐力面材として高い評価を得ています。
軸組壁工法
厚さ12.5mmせっこうボード:壁倍率0.9
枠組壁工法
厚さ12.5mmせっこうボード:壁倍率1.0
壁倍率: 耐力壁の強さを表す数値。壁倍率1.0の耐力壁は地震などによる外力(水平力)を壁幅1mあたり200kgfまで負担できる。

耐力壁に適した面材「タイガーグラスロック」
ガラス繊維を「せっこう」に混入した芯材と、表裏に伏せこんだガラス繊維不織布(ティッシュペーパー状のもの)により、粘り強い強度特性を持ちます。

このガラスの働きにより、「タイガーグラスロック」は耐力壁として優れた性能を持ちます。

タイガーグラスロック(厚さ12.5mm)耐力壁
工法 仕様 壁倍率 主な用途
軸組 1.軸組標準仕様 2.9 木造軸組住宅用の高性能耐力壁
2.床板差込(床勝ち)仕様 2.6 “ネダレス”床の場合に適した高性能耐力壁
3.壁上下すき間仕様 2.0 新築のほか耐震リフォームにも適した汎用型耐力壁
枠組 4.枠組標準仕様 2.5 ツーバイフォー住宅用の高性能耐力壁

タイガーグラスロック張り耐力壁の研究
現在(2002年〜)、タイガーグラスロックの耐力面材としての性能を吉野石膏と東京大学工学部坂本研究室と共同にて研究し、タイガーグラスロックの耐震面材としての粘り強さなどを解析しています。

面内せん断試験装置(耐力壁)
  • 最大荷重:10,000kgf
  • 最大振幅:±200mm
  • 試験体最大寸法:W3,000_H2,730mm




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